初代 ジムニー SJ10V (スズキ)

仕入車両

過去に仕入れた車両になります。

水冷2サイクル3気筒の539ccエンジンの、スパルタン仕様です。20代の頃個人的に2代目ジムニーJA71を所有していました。こちらもなかなかのスパルタンでした。ターボがピュンピュン回る、回しても忙しくシフトチェンジしなければ国道の流れについていけません。楽しいからいいんですけど。

それで、じっくり比較してみようと初代を入手。とはいっても初代も長い歴史がございます。SJ10の4型。初代の最終モデルです。イヤー高かった。

さて、走行は5万キロ台、錆穴もひどくなく程度の良いクルマでした。修復歴なし、クロカン歴なさそうです。これはすごい。

エンジンも調子よくかかります。チョークの使い方は始動直後に戻すタイプ。戻さないと白煙がひどいことになります。そしてしっかり暖気。これが大変。住宅地で暖気するためには昼間でないと迷惑です。帰るときも昼間がいいですね。

ドラムカバーの新品が出ないため、ハンドルのぶれの対策は、ディスクへのコンバートが行われてるようです。もっともクロカンでしか使わないなら、ハンドルのブレなど出ませんが。

3人乗り登録なのですが、リヤの椅子はかわいい折り畳み椅子が付属しています。昔は燃焼式暖房も付けられました。怖いです。

当然重ステですが、この車に乗って急ごうなんて思いませんので、ゆっくり優しく走りながら何度も切り返せば問題ありません。

毎日乗っていれば白煙も気にならない程度の排出になります。臭いはしますけど。2スト用オイルも5リットル入りますので、面倒な給油作業も頻繁には生じません。

結論ですが、この子も毎日使うことは可能だと思いました。でもJA71よりもスパルタンです。エアコンやパワステ、パワーウインドがないことがつらいのではない気がします。決定的にクルマの常用速度設定が60キロ以下の気がします。加速も遅いので、なんだか迷惑をかけてる気になります。

エンジンルームはスッカスカです。この軽い車重がクロカンでは生きるのでしょう。私にはもったいなくてクロカンを試すことはできませんでした。

暖気の終わった2サイクルエンジン、いい音でした。純正のマフラーが生きていましたので変えませんでしたが、これを変えるとまた音が大きく変わりますよね。カスタムしだすとはまってしまいそうな、かわいいクルマでした。

で、結局JA11Vをまた仕入れてしまいました。今度は2代目の660cc新規格ボディのモデルです。リーフスプリング時代最後のモデルで、リーフモデル愛好家の中で最強モデルと呼ばれています。リーフモデルが良い方はクロカン志向なので、結局私には真価がわからないままかもしれません。しかし、最強なんて言われたら仕入れないわけにいかないじゃないですか!!!

お問い合わせお待ちしております。※2021/1/13現在JA11V在庫中です。